▲日記帳に戻る


陰陽五行思想 2004年02月20日(fri)

i_17.gif61,328 byte

 古代から現代に至るまで息づいている思想だという事です。古代中国において、陰陽思想と五行思想が融合したものが陰陽五行思想ですが、大雑把に説明をすれば、原始、天地が未だ別れずに混沌とした状態から「陽」の気が上昇して天となり、「陰」の気が下降して地になったとされるのが陰陽思想(本当に大雑把だ・汗)です。天と地、陰と陽というまったく相反する性質の二者であるが、原始の混沌から生まれた両者はいわば根を同じくする間柄だという事がこの思想の特徴とも言え、ゆえに、互いに行き来し、また交感・交合するものである。これを簡単に「天地」と置き換えます。次に五行思想であるが、初めに生まれた天地が交感・交合を繰り返した結果として、天上では、太陽(日)と、太陰(月)、それに木星・火星・土星・金星・水星の五惑星を初めとして、数々の星が誕生する。一方地上では、同じくして、木火土金水の五元素が生じていく。この五元素の輪廻や交感を五行と言うのである。つまり木火土金水の「五」元素が輪廻、作用を「行」うという事である。この五行を簡単に「万象」と置き換えます。つまり「陰陽五行」とは「天地万象」と置換える事になります。ちょっと乱暴な説明になったが、つまり「陰陽五行思想」とは自然を自然のままに扱い、読みとろうとする「天地万象思想」と読み替えても良いのではないかと勝手に解釈しての説明であります(汗)。こう書けば難しい説明はなくとも何と無くはその輪郭が見えてくるのではないでしょうか。と、書いた本人も大雑把にしか理解できてないのでありました。(汗)


歯の表面はつねに変化しています、短期的には表層では脱灰と再石灰化という現象によりCa(カルシウム)の交換がだ液中で日々行われているし、外力的なものにおいては摩耗、咬耗という物理的な力で形状が変わります。内部における歯髄の潤滑液も心の生理的作用でつねに変化しています。さらにあらゆる意味ですべて大きく変えてしまうものとしてシカの治療すなわち歯冠を治す補綴処置が存在します。歯が変われば歯列も変わります、さらに歯列が変われば、さまざまな変化が見られます、例えば姿勢、体型がすぐ変わります。逆に姿勢によって咬合もつねに変化しています。寝ているとき、立っているとき、座っているとき、それぞれ姿勢で噛む力や位置が微妙に異なります。天然歯の咬合のすばらしいことは、このいずれの状態においてマルチ対応できる循環能力に優れている点です。さらに身体とともに起こす経年変化に対して適応がもっとも可能です、年齢とともに老化し筋力弱りはじめ、関節が減れば負担のない形に関節面と同じ形態に歯冠形態を変えてくれます。その適応における変化は自然のできる妙技であり見事というしかありません。ところが天然歯と違って、補綴物は何年経とうが、変化しません。尖っている若い歯は年を取れば負担でしかありません。特に大きなブリッジを装着されれば顕著なことです。よってシカ的な大きな変化は、壊れて取れてくることです。それを歯周病と2次齲蝕とかシカ学問は分類するだけです。人の顔が違うように、一番大きく異なっているところが、口腔の場所なのです。
 
大きくシカで考えが違うところが明確にあります、口腔の疾患は感染症ではありません、ええ確かに崩れるときはそうですが、先天的な遺伝要素と後天的な環境要素が背景にあり、心と身体のバランスの崩れが起こすのです。
逆に心が壊れている人に歯の治療をしてもだめなのです。

最後の治療は経年変化を考慮して構築されています、シカの補綴物が10年程度で崩れて壊れていくなか、「正しい治療」では身体にやさしい工夫が、織り込まれています、経年変化の波を越えていけるのです、だから最後の治療なのです。
咬合とは、当たり前のことですが上下の歯の当たりです。よって結論は歯が変われば咬合が変わります。一番気が付かないでシカで変えられていることは、その人の「人生」だと思います。それはたった 1本の歯であってもです。

上顎の歯は地球の核に向かって等距離にあります、下顎の歯は天空に向かって等距離です。よって歯の上下の陰陽が合う所がまさしく正しい咬合です。合わせる所がシカの基準値とはまるで違うのです。

↓前の日記 / 次の日記↑


Web Diary Professional ver 2.17