▲日記帳に戻る


Glay 2004年02月25日(wed)

i_15.gif61,409 byte

 もともとシカ歯冠補綴からくる運動経路の異常で、顎位置の狂いや歪みは生まれてくるのですが、すべて結果で合否を判断される短絡的なシカでは、本質的なものの見方ができません。治療とは根本的に関係のない枝葉末節を判断しています、特に見た目の左右差や前歯の歯並びのねじれ、画像による円板をみて結果重視の診断をしているのです。特に問題は顎の位置とは基本的に関係ないのですから、高さを変えてはいけないのです。このように部分的なものの見方しかできない致命的な診断欠陥ですから、これでは治るものもけっして治りません。そして長い間の間違った過去治療の蓄積が、経年変化をさらに引き起こすから恐いものです。
まるで病歴の長さを競っているかのようにシカでは大勢いるのです、病状だけでなく、病人も多くのシカで蓄積していることを感じます。ある国立系ですが、カウンセリング中心でセルフリミテッドで自然治癒をモットーにしているその裏はできるだけ掃けるようにです。どう考えてもシカで造られているその人口と受け入れる側のキャパが合いませんから。顎の病気ではないということは、一番現場に近い口腔外科のDr.がわからなく治せない一例です。治っているかたはむしろ何もしなくても治ったかたです。来院されたKr.の場合、6年に渡って地方の大病院の口腔外科で来院されていました。6年の間シカ病院からの情報が、顎中心の片寄っていたためスプリントによる処置を数年の間されていたました。もちろんこれでは治らないことはもうわかりますよね。スプリントで安静にしては治らないからです。長い疾患に患っているその間にそのかたの担当が3人ほど次々にかわり、先生間の連絡はなく、逆に担当間でさまざま見解の違いが出て来てしまったのです。2人目の担当時は矯正を勧められ、一時スプリントうを中止されていました、最初と最後の担当のかたはスプリントを勧められ、考えもなしに現在も入れているのです。御存じのように、やがて歯の移動が始まり無作為に動いてしまった歯同士で干渉し始めた歯は、ムシバとして直撃を受けます、悲惨なことにシカでは決着をつけられませんから仮歯の状態です。これもまた壊れ始めます。くり返しになりますが、けっして補綴しないままで、仮歯にしてはいけません。安定しようと身体は必死です、しかし仮歯では安定できません、仮歯で顎の位置を決めようとしています。これは無駄な努力です、仮歯で位置を決めてはいけないのです。MRIを撮って円板がずれてしまっている像をいくら見ても治らないのです、さらに針を刺して関節を動かしてはいけないのです、身体がロックしている場所をサクシして揺さぶるのは治療ではありません、身体は正直です、動かしてはいけない状況を判断してそうしているのですから。シカでは治療で努力するところが違います。視点を変えればシカでいうほど、けっしてあなたの関節が悪いのではないのですから。
   いつまでも原因をグレイにしているシカの愚例です。


↓前の日記 / 次の日記↑


Web Diary Professional ver 2.17