正中線に対して機能的にシンメトリーなのです。歯が力や角度で整理されるのが連続性を持った歯列のアーチになるのです。機能が形態を形態が機能を創出するのです。例えば1本間違えれば、連動しすべて狂ってくるのです、それを人は修正しているのです。だから体力が無くなれば、その適応する力が弱ってきます、悪くなればなるほど大掛かりな治療を必要とされるのですが、減弱した身体には適応できません。訪問診療でネタきりのかたを治療しますが、元気なときに正しい「歯の治療」をされていればと恒に思います。元気なうちは、狂った歯でも受け入れられるのです。問題は抵抗力の落ちてくる「老人」や抵抗力のない「病弱になったとき」こそ歯の影響をダイレクトに感じ取ります。
これまで味方のつもりが、裏切られたように恐ろしく牙を剥くのです。