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ライ角 2004年04月16日(fri)

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つま先下がりも難しいショットのひとつです。つま先上がり同様、大事なのアドレス。
特に傾斜がきつく、つんのめるような状況では、かかとにウエイトを乗せ、つま先でバランスをとりましょう。

ボールはスタンスの中間にセット。ボールの位置が遠いためインパクトではクラブフェイスのライ角がフラットになり、右へいくのは御存じでしょう。曲がり分を読み目標より左を向いて立つ必要があります。
打ち方としては、後ろが高いのでインサイドには引けませんから、自然に縦振りになります。
身体を左右に動かすと失敗します、アドレスで曲げた膝に決して伸ばしません。


 アドレスすなわち立つ向きが大事になる、といってもゴルフではない。シカ同様つい気になる所をみてしまう、でもそれは見てもしかたないものであり、診るところが違うところにある。池や森をみるから、そこにボールを打ち込んでしまうものだ。身体はクラブの選択も凄く上手だ、顎骨の形態にあわせて各歯が適切に選択してくれる。シカ的展開ではかならずパターはグリーン、、、サンドはバンカー、、、。使いかたを限定させてしまう、身体はそうではない。叢生はコースが限局して小さいのだから大きく打たないよう自らゴルフバックから最適なものを選んで当てかたを見事に選択しているのだ。シカでは闇雲に役割を考えずに壊れたクラブをただ修理しているだけだ。18番のショートコースでドライバで打ちオーバーしているようなものだ。そう使いかたまで踏み込んでいない。気の毒に持たされたゴルファーまかせだ。こんなキャディは存在しない。いっしょのラウンドが可哀想である。
 歯の上下の最初の位置は非常に大事だ、後の影響を与えるのはいうまでもない。そしてその影響でまた最初の位置が変わる。身体の作りを知り、噛み合わせの影響を考えると西洋のスポーツには、左右対称性の動きがない。誰よりも早く、誰よりも遠く、そして誰よりも高くという直線的な動きである。肉体を極限まで酷使するオリンピック選手は短命であるというデータもある。
 誘われたらゴルフはやらないのですか?という質問に対して明確にこう答える。左右のクラブを所有しこれを左右対象なホールで右からそして左から交互に等距離打つスポーツなら可能であると。むろんこれでは競技にはならないし、対称的なホールは存在しない、よって左右の筋肉を同時に使うことが不可能である。

 噛み合わせにとってもちろん身体にとって、片側だけでねじるスポーツがどういう意味を持つのか、シカを止めたからゴルフを止められたわけである。噛み合わせの偏位したゴルファーが、朝のコースで身体が暖まる前の最初のショットがいかに身体に負担になるか、恐くて正視に耐えられないのは歯と身体の関係を「知ってしまった」せいなのだろう。

 治療においてロフトやライ角が狂っているのだから、これで修正をしいられるKr.はたまらない、バラバラな方向へ飛ぶ道具で同じフォームで打つことはできないのである。クラブが壊れていれば、クラブを治すことである。それからフォームを修正すればよい。どうも噛みかたというフォームにとらわれ、筋肉のせいにされ顎に負担をかけている。顎の位置が悪いのではなくただコントール不全の歯を治せばよい。そうすれば実に美しいフォームで動き出すのである。最初身体が選んだ長さが正しいのですから、シカがラウンド中に「クラブの長さを変えてはいけないのです」

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