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自動車販売 2004年07月16日(fri)

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 自動車販売会社の話です。ショールームを一人の男性が訪れました。対応した若いセールスマンはさっそく新型で燃費が良い車を薦めました。デザイン、性能が良いばかりでなく、彼自身も絶対にお買い得だと考えたからです。セールスマンの説明に対する男性の反応は冷淡でした。燃費の説明にも全く興味を示しません。「暇つぶしに来たひやかしだろう」。セールスマンはそう判断すると、早々にセールスの話を打ち切りました。ただ、手持ち無沙汰から、暫く目の前の男性の話相手になりました。男性は趣味の魚釣りの話を始めました。海釣りの面白さ、苦労して釣れた時の爽快感。男性は熱心に話をつなぎ、暇にまかせたセールスマンも興味深く耳を傾けました。
「釣った中で一番大きな魚はどのくらいですか?」との問いに、「70センチ」と男性は答えましたが、「最近メキメキ腕をあげてましてねー、次回は1Mの大物を狙うのですよー」と嬉しそうに付け加えました。「その1Mの魚はどうやって持ち帰るのですか?」セールスマンが聞いた時、男性の目は一瞬点になりました。そうして聞きました。「さっきの車、物を積むスペースは大きいの?」今度は、燃費を含め熱心にセールスマンの説明に耳を傾けました。セールスマンの手には判のついた契約書が握られていました。


 その自動車屋では「車の運転経験がないエンジニア」がいる。削ってはいけない部分を削ってしまい、車輪が外れることまでは知っていても、その外れた車輪が人を殺すという想像力を持っていなかった、と。やっぱそう思うよね。
 シカにおいても削ってはいけない歯の部分を削り、まさかそこまで追い詰められるとは想像力が欠如していました?「歯と身体」が関係あることを、未だ知らなかったでは済まされません。
 でも残念なのことに。現実の白い虚塔は何ら変わることがありません。ピラミッド型の医局制度は、派閥や利権のため厚い壁に閉ざされています。言葉を返さないyesマンのみが上に登りつめるシステムで、崩れ落ちそうな高く積まれた学術論文は自分たちの閉鎖された世界のためだけのようです。机上のリロンは、実際の臨床とは別世界を展開しています。資格や権利を得るための姑息な手段なだけです。臨床に役に立つ技術本意の臨床家のものではありません。これはまるで空中に浮遊した「スプリント」のように足下に支持のない中空構造のようです(笑)。言い換えれば経験豊富な臨床経験に裏付けされた技術を持ち合わせていないのです。明日どころか、今必要な基礎的な土台すらまったくみえません。
 歯と身体を否定するDr.が教える、シカの大学教育システムでは、模範的な学生ほど、シカDr.として服従する兵士のように養成され世に送られていきます。国家的な集団的マインドコントロールのおかげで、シカは大きな立ち向かう壁に突き当たることがないのです。
機構が真実まで到達しなくても済むのです
いや国民を含め気がつくことが、制御不能になることを知っているはずです。
   「何も疑問がないのは不幸です」
 これらのシカ医療システムの欠陥は、大多数のKR.の訴えであきらかなはずです。そしていまだ気がつかないで、声を表に出していない潜在的な数字を入れれば爆発的な大変な数になるはずです。そしてシカの不具合でイカへ依存して、医療費を高騰させています。日本のハジョウ寸前の医療制度にどっぷりと浸かってしまっているのです。

痩せる人が声を大にしても、太る人が阻止してきます。そして太る人はさらにもっと太ろうとたくらむのです。
 

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