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稼げ稼げという病院 2004年08月17日(tue)

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 この間、私立病院の医師の友人と飲む機会があって話していたのですが、IT化が進み、経営者がどの医師がどれくらい稼いだかというのが、すぐに解るようになって、病院への貢献度とかが簡単に解るので、今は言われてはいないが、会議の時「もっと稼げ、もっと回転率をあげて沢山の患者を診ろ」と言われている気がしていると話していた、きちんと一人一人をみると時間もかかるし、開業しても初期導入の資金もあるから、難しいと悩んでいました・・・。医師が大きな病気をした時は専門医だけど、専門医は一つの限られた知識だけに精通しているから、日頃から、かかりつけ医を持つ事が自分の命を守る事だと話していました。

良いかかりつけ医の10箇条
1.話をよく聞いてくれる。
2.わかりやすく説明してくれる。
3.薬をすぐに出さず、生活の注意をしてくれる。
4.必要があれば専門医を紹介してくれる。
5.家族の気持ちまで考えてくれる。
6.地域の医療、福祉を熟知していて必要な時は何時でも繋いでくれる。
7.医療の限界を知っている。
8.患者の悲しみ、痛みを理解してくれる。
9.他の医師(セカンドオピニオン)を快く受け入れてくれる。
10.本当の事をショツクなく伝えてくれる。

 この中の三つ以上で当てはまるものがあれば、いいかかりつけ医という事です。
 でも、儲からない医師だろうな〜

 こんな、儲からない医師がもうかる優遇されるようなシステムが出来るといいのに、上記の友人のように、時間をかけて良い事をしょうとすると、経営者からはリストラ医師の対象になってしまうしね。自分で開業して、いい検査機材いれたら、そのローンの為に働く事になるしね。


 枯れてしまえば、潰れてしまう。金満になれば、心が鈍る。なかなか医院経営は大変だ。特に設備投資はダイレクトに反映される。なにがって?それはあなたの診療費にです。特殊な装置は大変高価です、維持していくことでも経常的に経費が出て行きます。そしてまこともって大事なことは、治療に役立ちません。
 そんな高額な検査をしなくても十分です。治療に反映される結果は機械にはでないからです。

「オーリングは経費がかかりません。」脳を発揮させるからです。
 
 機械を使っても出た優秀なデータは、ごく一部の特化しているものであり、全体を示してはいない。さらに検査データを用いて治療はできないのである。診断と治療結果がバラバラなのです。そしてもし信じてデータで治療するなら、結果が最悪であることを言っておこう。それは間違ったデータ通りになるからだ。機械には「感情」はわからないものだ。人を無視した結果通りになる、これが回復への大きなヒントになる。
 どんなシカを選ぶかって?まったく治療歴のないシカ医師はだめだ、どのくらい麻酔が効いているかも体験していない。補綴も装着していなければ何もわからない。自分が歯は丈夫であるということは、何も相手の気持ちが本当にはわからないことになる。しかし逆にシカのホテツで壊されているシカ医師も困る。

先生の顔を真っ直ぐ見てご覧なさい。高価な機器購入の回収に熱心な顔をしているのか、それとも純粋に治すことに情熱を示している顔なのか。顔の偏位がその人格を表すから、「顎の偏位度」で考え方や、技術を評価できる。
 欲に負けて歪んでいるのなら、心同様顔が歪んでいるなら、即やめた方がよいよって。
 生き様が顔にでるって言うでしょう。人生いろいろ?

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