右上6番のインレーのため右上6番の歯だけ意識して避けているのです。自分の意識とはまったく別にです。自分では噛んでいると思っているのですから。
では実際に赤い薄い咬合紙で当たりをみるために、しっかり噛ませてみますね。
そうすると舌側が赤く色がついて実際に強く当たってきますよね。
これはC点です。
シカのほとんどの間違いは、ここを取ろうとします。
が絶対に取ってはいけません。
ここで精一杯支えているのですから。
赤つくところを削ってはいけない所です。
「高いところが、強く当たるのではないのです」
天然歯には間違いはありません。
シカの考えているような物理的な接触を身体は軽んじてするはずがないのです。
いつまでも正しく実践せずに、頭で考えているばかりだからよくわからないのです。